塗装工事・防水工事の豆知識

豆知識の詳細

外壁塗装を行うタイミング

2023年11月17日

家の塗り替え時期について悩まれる方も多いかと思います。

一般的に外壁塗装は10年に一度の塗り替えが望ましいとされています。

けれど10年は平均的な立地環境でのベースであり、海側だったり、日当たりによってもその数値が変わってきます。

ではどのタイミングですればいいのか。

普段何気なく見ているとひび割れなど目立った外傷がないと見落としがちです。ですが実は家からそろそろ塗り替えを行うべきサインが出ているんです。

定期的なメンテナンスは大事なお住いを長持ちさせるためにとても重要なのです。

今回は外壁塗装の必要性や外壁塗装の劣化のサインをご紹介したいと思います。

外壁塗装を行うタイミングは10年に一度

外壁塗装を考えられるタイミングは汚れが気になってきり、ご近所さんが塗り替え始めたり人それぞれです。

ただサイディングが反ってしまっていたり、大きなひび割れが入っていたり目に見てすぐにわかるような劣化がないと、まだ大丈夫かな?と時期を先延ばしにしがちです。

日本の住宅の平均寿命は30年


住宅の寿命をご存じですか?

高温多湿な日本では、住宅の平均寿命は30年程と言われています。

昔の日本家屋は、石の上に土台を乗せるような構造でしたが、現在では基礎にコンクリート使用するようになり、そのため床下の風通しが悪くなり、木材が劣化しやすくなっているのです。

そのような背景があるため、定期的なメンテナンスが必要であるといえるでしょう。

築10年で塗装をすると良い理由


現在の日本の住宅の約80%が窯業系サイティングボードを使用していると言われています。

窯業系サイディングボードの主成分はセメントであり、防水性能がありません。
工場出荷時に防水塗装を行っていますが、立地条件にもよりますが、およそ5〜7年で性能は切れてしまいます。

ではその他の外壁材なら?とお考えになるかと思いますが、その他の外壁材もほとんどが同様の年数で防水性が切れてしまうのです。

防水効果を失った外壁は雨が降った時など水分を含んでしまいます。湿潤と乾燥を繰り返すことで、外壁材が反ってしまったり、また乾燥する前にまた雨に晒されればやがて外壁材の下地にまで影響を及ぼし、雨漏りへとつながっていきます。

そうならないためにも、目安として「築10年で1回の塗装」と言われているのです

 

塗装をするメリットとしては主に次の2つが挙げられます。

①建物の美観を保つ
一年中雨風や紫外線にさらされている外壁は、徐々に色褪せや劣化が見受けられるようになります。

外壁塗装をすることで、外壁塗膜を新しく塗り替えることで、新築のような美しさを取り戻すことができるのです。

②外壁の保護
塗料をぬり、塗膜を作ることで、劣化した外壁を雨風や紫外線などから守り、耐久性をあげることができます。

現在では色あせに特化しものや、耐久性の高いもの、防藻や防カビなど様々な優れた塗料が開発されています。
ご自宅が5~7年程を迎えているのであれば、一度診断だけでもしてみると良いでしょう。

外壁塗装をおこなうべき劣化のサイン

定期的なメンテナンスと言われても、どんな状態になったら塗り替えが必要なのかわからない。


そんな方のために、外壁塗装を行った方が良い外壁の劣化状況と劣化の進行度についてご説明いたします。

1.外壁の色あせ

劣化進行度:

目に見える劣化症状がなくとも、外壁が当初より色褪せをしている場合は、塗り替えを検討する時期がそろそろきているとお考えいただいて良いでしょう。外壁の色褪せは塗膜劣化が始まっているというサインの一つです。

2.壁面を触ると白い粉がつく(チョーキング)


劣化進行度:

塗膜が劣化し始めると、外壁に触った際、手に白い粉が付着することがあります。

皆さんがガードレールに触れて白くなったことはありませんか?あれは汚れだけではなく、塗膜が劣化しているからなのです。

こうした変化を「チョーキング現象」と呼びます。
見た目にはほとんどその変化がわからないことが多く、実際に触って確かめてみる必要があります。

3.塗膜の膨れ・剥離

劣化進行度:
外壁の塗膜が膨らんでいたり、剥がれていたりするのも、塗膜の劣化が原因です。

放置しておくことと、雨水が内部へ侵入し、ひび割れや雨漏り等を引き起こす恐れがあります。

4.外壁にヒビが入っている


劣化進行度:
外壁にヒビ(クラック)が入っている場合も注意が必要です。
地震や飛来物との接触によってヒビが入ったりもしますが、経年の劣化でもヒビ割れは起こるのです。
モルタルなどは乾燥するとひび割れを起こしやすいため、ひび割れがあるから早急に塗り替えが必要だ、というわけではありません。

ヒビはその大きさによって危険度が異なります。
通常、クラックの幅が0.3mm以下のものをへークラック、0.3mm以上のものを構造クラックと言い、構造クラックがある場合には、早急なメンテナンスが必要となります。

ひび割れをを放置していると、雨水がどんどん侵入し、カビなどの原因になるだけでなく、住宅の強度低下の問題も引き起こす恐れがあるので注意が必要です。

5.コーキングの剥がれ・割れ

劣化進行度:

劣化が進むとサイディングボードの継ぎ目や窓のサッシ回りなどのコーキングに亀裂が生じることが多々あります。

特に剥がれてしまっている場合は要注意です。

雨漏りというと屋根からというイメージを持たれている方も多いかと思いますが、サッシ廻りのコーキングの劣化による室内の雨漏りは特別珍しくない事象です。

 

このように外壁材の劣化の進み具合で様々なサインが外壁から出ているのです。

まだ早急な対策が必要でないものから、住宅の構造劣化に繋がる重大なものまで、いくつかあります。

お住いの劣化進行度を確認してみてはいかがでしょうか。

まとめ

外壁塗装を行うタイミングは、築年数だけでなく気候や立地条件でも変わります。

例えば北海道と沖縄では、平均気温も日照時間も変わってきますので、劣化速度も異なります。

ですので築10年のタイミングと一般的に言われていますが、外壁に上記のような気になる症状が出た際には、業者に相談し、劣化状態を診断してもらうようにしましょう。

 

関西リペイントではお客様と確認しながら現地調査を行っています。

相談から現地調査から見積りまで無料で行っております。

外壁や屋根の事で何かお悩みございましたら、お気軽にご相談ください。

泉佐野市、泉南市、和泉市、岸和田市、阪南市、貝塚市、阪南市、岬町、泉南郡、和歌山

もどる

  • 1ページでわかる!創業55年以上続く関西リペイント株式会社
  • 創業55年以上を誇る当社は、長年にわたる塗装業界での卓越した技術とサービスにより、多くの受賞歴や資格を有しております。塗装メーカー「関西ペイント」によるリフォームサミットでは、高い施工技術への向上とお客様への満足度の向上に尽力しているとして「プラチナ会員」に登録されております。また、「屋根ビジネスAWARD2023」において、全国セールス大賞3位を受賞いたしました。

なぜ関西リペイントが選ばれ続けるのか?選ばれ続ける理由はこちら