MENU
屋根の色褪せ ~原因と色褪せしにくい色~
こんにちは、関西リペイントです。
弊社では屋根はドローンを使って調査を行うのですが、家主様と一緒に調査させていただいた時の話です。
タブレットでリアルタイムな映像を見ることができるのですが、思っていた以上に屋根の色褪せが見受けられて、大変驚かれていらっしゃいました。
外壁は普段の生活の中で目につきやすいため、色褪せや汚れに気づきやすいかと思います。
屋根は下から覗いても少し見える程度で、真上からみることは通常ではあまりありません。
ですので実際屋根の状態を詳細にご覧になられると、外壁以上に色褪せや劣化が進んでいることを認識されます。
棟板金がなくなっていた、なんてこともあります💦
ではなぜ屋根は色褪せ、劣化が進むのか。
今回は色褪せの原因とその対策の一つとして色褪せしにくい色についてお話させていただきます!
色褪せには様々な原因があります。
紫外線の影響
一番の原因として挙げられるのが、紫外線による塗膜の劣化です。
大きな影響を与える紫外線を日々浴びることで劣化が進み、色褪せが目立つようになるのです。
外壁も同じく紫外線の影響を受けますが、屋根はそれが顕著に現れます。
日当たりの良い立地であれば、その影響は出やすくなる傾向にあるといえるでしょう。
気候条件
紫外線に加え、風雨、雪、風、湿気などの気象条件も色褪せに影響を与えます。これらの自然の要因が組み合わさることで、屋根は更に劣化しやすくなります。
汚れとカビ
汚れやカビ・苔も色褪せの要因の一つです。
大気中には様々な汚れや菌が存在しています。埃や排気ガスもその一つです。親水性のあるものはある程度雨などで流されることもありますが、そうでないものは残り汚れとして定着していきます。
カビや苔は水分を好むため、日影であったり、水辺が近くにあるなど湿気の多い立地条件だと繁殖しやすくなります。
また塗膜が劣化し、防水性が失われつつある屋根材は水分を含みやすくなり、カビや苔が発生しやすくなるため、劣化も進んできている
酸性雨
環境問題の一つとして問題視されている酸性雨。
酸性雨に含まれる物質の影響で塗料の中で化学変化を引き起こし、屋根の表面を腐食させ、色褪せ誘発する可能性があるとされています。
このように様々な要因が組み合わさることで、屋根の色褪せは進行します。定期的なメンテナンスや清掃をすることで、大切なお住いを守ることに繋がります。
塗り替えをされる際に、外壁との相性も含め、悩まれるのが色です。
塗料には色褪せしにくい塗料も存在しますが、色によって色褪せしにくい色としやすい色があります。
色褪せが紫外線に影響が大きい →→→ 紫外線に強い色が色あせしにくい
紫外線に強い色とは、ずばり 白 です。
白は太陽光を効果的に反射し、熱を吸収しにくくなります。これにより、塗料や屋根材の劣化が軽減されます。
ですが、屋根に白というのは少し抵抗があるのではないでしょうか?
実は 黒 も色褪せがしにくいとされている色の一つです。
濃色は色褪せしそうなイメージがありますが、黒の顔料は色の原子の結びつき強いため、分解されにくいと言われています。
そして 青
青も色褪せしにくい色とされています。青系は紫外線の影響を受けにくく、白と同様に光を反射しやすい特徴があります。
またグレーなどの中間色は汚れが目立たない色とされるため、色褪せも目立たちにくいとされています。
色褪せには様々な要因があります。劣化しない塗料はないため、残念ですが色褪せは必ず起こります。
ですがこまめなメンテナンスや選ぶ塗料、選ぶ色によって、劣化による色褪せを遅らせ美観を保つことができるのです。
劣化因子とされる「ラジカル」の発生を制御するラジカル制御型機能塗料やセルフクリーニング機能を持つ塗料など、現在では高性能な塗料が各メーカーから出ています。
大切なお住いを守るために、立地に合った塗料、色選びで快適にお過ごしいただければと思います。
関西リペイントでは、現地調査を無料で行っており、お客様に合った塗料プランをご提案しています。
不安に思うこと、疑問に思うこと、些細なことでも構いません。是非ご相談ください。
泉南市、阪南市、貝塚市、泉佐野市、岸和田市、泉佐野市、和泉市、和歌山、泉南郡、南泉州を中心に幅広く工事を手掛けております。
〒590-0504 大阪府泉南市信達市場2320-94
〒598-0035 大阪府泉佐野市南中樫井361-1
Copyright © 関西リペイント株式会社. All Rights Reserved.