塗装工事・防水工事の豆知識

こんにちは！ 泉南市・泉佐野市、和歌山地域を中心に外壁塗装を専門に行なっております「関西リペイント」です！

外壁塗装を考える際、塗料の選択は非常に重要です。

塗料の種類によって、外壁の美観や耐久性、メンテナンスの頻度が大きく変わります。

今回は、外壁塗装に使われる塗料の一つであるアクリル塗料について詳しく解説します。

特に、「アクリル塗料は外壁塗装に向かない」という意見について、その理由を探っていきます。
 

アクリル塗料が外壁塗装に向かない3つの理由

1. 耐用年数が短い

アクリル塗料の最大のデメリットは、他の塗料と比べて耐用年数が短いことです。

一般的に、アクリル塗料の耐用年数は5〜8年とされています。

これはシリコン塗料やフッ素塗料の耐用年数（10〜15年、15〜20年）に比べてかなり短いです。

耐用年数が短いということは、塗り替えの頻度が増えるため、長期的に見るとコストパフォーマンスが悪くなります。
 

 

2. クラックが生じやすい

アクリル塗料は柔軟性が低いため、外壁の微細な動きに対応しきれず、クラック（ひび割れ）が生じやすいです。

特に、寒暖差が激しい地域や地震が多い地域では、その傾向が顕著です。

クラックが発生すると、そこから水が浸入し、外壁の劣化を加速させる原因となります。
 

 

3. 塗り替え頻度が上がる

耐用年数が短く、クラックが生じやすいアクリル塗料は、結果として塗り替えの頻度が高くなります。

頻繁な塗り替えは、コスト面だけでなく、手間や時間の面でも大きな負担となります。

さらに、塗り替えの度に足場を組む必要があるため、居住者にも影響を与えます。
 

 

アクリル塗料が外壁塗装に使用されるケース

新築の外壁

新築の住宅では、初期コストを抑えるためにアクリル塗料が選ばれることがあります。

アクリル塗料は比較的安価であり、初期投資を抑えたい場合には有効な選択肢となります。
 

頻繁に塗り替えたい

住まいの外観を頻繁に変えたいという方には、アクリル塗料が適しています。

耐用年数が短いため、数年ごとに新しいデザインを楽しむことができます。
 

数年で住宅を取り壊す

短期間で住宅を取り壊す予定がある場合、長持ちする塗料を使う必要はありません。

このようなケースでは、コストを抑えるためにアクリル塗料が選ばれます。
 

外壁塗装にも使える高機能なアクリル塗料

ピュアアクリル

一般的なアクリル塗料に比べて、耐久性や耐候性が格段に向上した「ピュアアクリル」という塗料があります。

ピュアアクリルは、通常のアクリル塗料に比べて長持ちし、クラックの発生も抑えられるため、外壁塗装にも適しています。
 

 

アクリル塗料を外壁塗装に使用するときのポイント

高性能なアクリル塗料を使う

アクリル塗料を選ぶ際には、できるだけ高性能な製品を選ぶことが重要です。

ピュアアクリルなど、改良されたアクリル塗料を使用することで、耐久性や美観を長く保つことができます。
 

メンテナンス計画を立てる

アクリル塗料を使用する場合は、塗り替えのタイミングを含めたメンテナンス計画をしっかりと立てることが重要です。

定期的な点検を行い、早期にクラックや劣化を発見することで、大規模な修繕を防ぐことができます。
 

 

まとめ

アクリル塗料は外壁塗装に向かないという意見には、確かに根拠があります。

しかし、適切な用途や製品の選び方によっては、有効な選択肢となることもあります。

外壁塗装を検討する際には、アクリル塗料の特性を理解し、自分のニーズに合った塗料を選ぶことが大切です。

また、塗料選びに迷った際は、専門の業者に相談することで、最適なアドバイスを得ることができます。

関西リペイントでは、専門的な知識と豊富な経験を活かし、泉南市・泉佐野市、和歌山地域のお客様のニーズに合わせた最適な塗料選びをサポートしています。

ショールームでは、実際に塗料の違いを確認できる展示を行っていますので、ぜひご来店ください。
 

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