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【人気】コロニアル屋根塗装で屋根の耐久性をアップ!

2024年08月23日

こんにちは!泉南市・泉佐野市、和歌山地域で外壁塗装専門店をしている「関西リペイント」です!

コロニアル屋根は、その軽量さと耐久性から多くの住宅で採用されている屋根材です。

しかし、定期的なメンテナンスを怠ると、紫外線や雨風による劣化が進行し、屋根の防水性や断熱性が低下するリスクがあります。

そのため、適切なタイミングでの塗装が必要不可欠です。

今回は、コロニアル屋根の基本知識、塗装のメリット、よくある失敗事例とその対策、そして塗装のポイントについて詳しく解説します。

これからコロニアル屋根の塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
 

コロニアル屋根とは

 

コロニアル屋根の基本知識

「スレート」は、繊維強化セメント板を使用した屋根材の一般名称です。

一方、「コロニアル」は、このスレートを用いた屋根材のうち、特定のメーカーの商品名として知られています。

スレート屋根は軽量でありながら耐久性が高いことが特徴で、木造住宅をはじめ、多くの建物で使用されています。

しかし、セメント基材であるため、経年劣化により表面が風化し、ひび割れや欠けが発生しやすくなります。

また、塗膜が劣化すると、セメントの素地が露出し、吸水性が高まり、屋根材の劣化を早める原因となります。

このため、適切な塗装による保護が必要です。
 
コロニアル屋根塗装
 

コロニアル屋根塗装のメリット

コロニアル屋根に定期的な塗装を施すことには、以下のメリットがあります。
 
耐久性の向上: 塗装により屋根材が紫外線や酸性雨から保護され、屋根の寿命が延びます。
特に、高耐候性のフッ素系塗料や無機塗料を使用することで、15年以上の耐久性を確保することが可能です。

美観の維持: 塗装によって色褪せた屋根を再び鮮やかな色に戻すことができ、建物全体の印象をリフレッシュします。
特に、耐汚染性に優れた塗料を選ぶことで、長期間にわたり美しい外観を保つことが可能です。

断熱効果の向上: 断熱効果のある遮熱塗料を使用することで、夏場の室内温度を抑え、エアコンの使用頻度を減らすことができます。
これにより、電気代の節約やCO2排出量の削減にも寄与します。
 

塗装のタイミングと頻度

一般的に、コロニアル屋根の塗装は10年から15年に一度が理想とされていますが、周辺環境や気候条件、屋根の状態によっては、さらに早いタイミングでのメンテナンスが必要となる場合もあります。

例えば、沿岸部の住宅では、塩害による劣化が進行しやすいため、塗装サイクルが短くなる傾向があります。

定期的な屋根点検を行い、劣化の兆候が見られた場合は、早急に塗装を検討することが推奨されます。
 
スレート屋根の劣化
 

コロニアル屋根塗装の失敗と対策

 

下地処理の不足による塗膜剥がれ

塗装工程で最も重要な工程の一つが下地処理です。

コロニアル屋根の場合、長年の汚れやコケ、藻が表面に付着していることが多く、これらを十分に除去しないまま塗装を行うと、塗膜がしっかりと密着せず、早期に剥がれてしまうことがあります。

高圧洗浄機を使用して表面をしっかりと洗浄し、下地を平滑に整えることが不可欠です。

また、ひび割れがある場合は、適切な補修材で修復を行う必要があります。
 
スレート屋根の洗浄
 

不適切な塗料選びによる早期劣化

塗料選びは、塗装の成功を左右する重要な要素です。

コロニアル屋根には、屋根専用の耐久性に優れた塗料を使用することが重要です。

例えば、ウレタン塗料は価格が安く、短期的にはコストを抑えることができますが、耐久性に劣るため、再塗装のサイクルが短くなる可能性があります。

一方、シリコン塗料やフッ素塗料は初期費用が高くなりますが、長期的に見ればコストパフォーマンスが優れています。

さらに、無機塗料は非常に高い耐久性と耐候性を持ち、メンテナンスの頻度を大幅に減らすことが可能です。
 

塗りムラや塗り残しによる防水性低下

塗りムラや塗り残しは、特に素人施工においてよく見られる失敗です。

これらが発生すると、防水性が低下し、雨漏りや屋根材の劣化を引き起こす原因となります。

プロの職人が行う場合でも、経験と技術が要求される部分です。

特に、重ね塗りの際にしっかりと乾燥時間を確保し、ムラなく均一に塗布することが求められます。

また、エッジや隙間など、塗料が入りにくい部分にも十分な注意が必要です。
 
コロニアル屋根塗装の作業中
 

コロニアル屋根塗装のポイント

 

塗料の選び方

コロニアル屋根の塗装において、塗料選びは非常に重要です。

耐久性や防水性を考慮して、屋根材に最適な塗料を選ぶことが大切です。

具体的には、以下の塗料が推奨されます。
 
シリコン塗料: 耐候性とコストのバランスが良く、一般的に10年程度の耐久性があります。

フッ素塗料: 高い耐久性を持ち、15年以上の耐候性を期待できます。

無機塗料: 無機質素材を主成分とし、非常に高い耐久性と耐候性を持つ塗料です。
20年以上の耐久性が期待でき、メンテナンスコストを抑えたい場合に最適です。

また、遮熱塗料を選ぶことで、夏場の熱を反射し、室内温度を下げる効果も得られます。

塗料選びは、単に価格だけでなく、耐久性や機能性を総合的に考慮して行うことが重要です。
 

塗装工程と注意点

コロニアル屋根の塗装は、以下の工程で進められます。
 
下地処理: 高圧洗浄で汚れやコケを除去し、ひび割れや欠けを補修します。

プライマー塗布: 塗料の密着性を高めるために、専用のプライマーを塗布します。

中塗り: 下塗りの上から中塗りを行い、屋根材の保護層を形成します。ムラがないよう、均一に塗布します。
中塗りの段階では、適切な乾燥時間を確保し、次の上塗り工程でムラが生じないようにします。

上塗り: 最後に仕上げの上塗りを行います。
上塗りは塗装の耐久性と美観を左右する重要な工程です。
上塗り塗料は紫外線や風雨から屋根を保護し、長期間にわたり美しさを維持します。
特に、塗膜が均一になるように塗布し、重ね塗りの際も乾燥時間を十分に取ることで、ムラや剥がれのリスクを軽減します。
 

まとめ

コロニアル屋根の塗装は、屋根の寿命を延ばし、美観を保つために不可欠なメンテナンス作業です。

スレートという一般名称に対し、コロニアルという商品名で知られるこの屋根材は、その特性を最大限に引き出すために、適切な塗料選びや施工方法が重要です。

失敗を防ぐためには、しっかりとした下地処理、屋根材に適した塗料の選択、そして経験豊富な職人による丁寧な施工が求められます。

関西リペイントでは、専門的な知識と豊富な経験を活かして、お客様の屋根を最適な状態に保つお手伝いをいたします。

屋根塗装に関するご相談やお見積もりは、ぜひ当社のショールームへお越しください。
 

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  • 創業55年以上を誇る当社は、長年にわたる塗装業界での卓越した技術とサービスにより、多くの受賞歴や資格を有しております。塗装メーカー「関西ペイント」によるリフォームサミットでは、高い施工技術への向上とお客様への満足度の向上に尽力しているとして「プラチナ会員」に登録されております。また、「屋根ビジネスAWARD2023」において、全国セールス大賞3位を受賞いたしました。

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