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コーキングをDIYするコツや道具を徹底解説します!

2024年08月30日

こんにちは!泉南市・泉佐野市、和歌山地域の外壁塗装専門店「関西リペイント」です!

外壁塗装のメンテナンスの中でも、コーキング作業は特に重要です。

建物の隙間や目地にコーキング材を充填することで、防水性や気密性を高め、建物の劣化を防ぎます。

適切なコーキング作業は、雨漏りやひび割れの防止、さらにエネルギー効率の向上にもつながります。

しかし、DIYで行う場合には、正しい知識と適切な道具の選定が求められます。

今回は、コーキングの基礎知識から、必要な道具、そしてDIYで成功するためのコツと注意点までを専門的な視点で詳しく解説します。

初心者の方でも安心して作業ができるよう、必要な情報を網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
 

コーキングとは

 
コーキングとは、建物の外壁や屋根、窓枠などの隙間や接合部分にシーリング材を充填する作業です。

コーキング材は防水性と弾性を兼ね備えた材料で、建物の動きや振動、温度変化に対応して隙間を密閉し、外部からの水の侵入や風の流入を防ぎます。

使用される材料には、シリコン系、ウレタン系、アクリル系などがあり、それぞれの特性に応じて適切な場所に使い分けられます。

例えば、シリコン系コーキング材は耐候性が高く、長期間にわたって防水性能を維持できるため、屋外での使用に適しています。

一方、アクリル系コーキング材は塗装可能で、外壁の色に合わせて目立たなくすることができます。
 
コーキング作業
 

コーキングに必要な道具

 
DIYでコーキング作業を行うためには、正しい道具を揃えることが不可欠です。

以下では、各道具の役割と使い方について詳しく説明します。
 

掃除道具

まず、施工面を清掃するための道具が必要です。
古いコーキング材や汚れが残ったままだと、新しいコーキング材の密着性が悪くなり、早期に剥がれる原因になります。
掃除には、ワイヤーブラシやスクレーパー、エアブロワーなどを使用します。
特に、古いコーキング材を完全に取り除くためには、スクレーパーを使った丁寧な作業が重要です。
 

下地材・ボンドブレーカー

次に、コーキング材を均一に充填するために、ボンドブレーカーと下地材が必要です。
ボンドブレーカーは、コーキング材が三面接着を防ぎ、二面接着を促進するためのものです。
これにより、コーキング材が建物の動きに対して弾性を持つようになります。
ボンドブレーカーの選定と適切な設置が、コーキングの耐久性に大きく影響します。
 

プライマー・刷毛

プライマーは、施工面とコーキング材の密着性を高めるための下塗り剤です。
使用するコーキング材に応じたプライマーを選び、刷毛で均一に塗布します。
特に、吸水性の高い面やコンクリート、木材などにはプライマーが必須です。
プライマーを塗布することで、コーキング材の接着力が格段に向上し、剥がれや劣化を防ぎます。
 
コーキングのプライマー
 

コーキング剤

コーキング剤の選定も重要です。
一般的に、シリコン系は防水性が高く、屋外での使用に適している一方で、ウレタン系は柔軟性があり、振動や動きの多い場所に適しています。
アクリル系は塗装が可能で、仕上げに合わせた色付けができます。
場所や用途に応じて最適なコーキング剤を選ぶことが成功の鍵です。
 
コーキング剤
 

ヘラ

最後に、コーキング材を均一に仕上げるためのヘラが必要です。
ヘラの選び方も重要で、材質や形状により仕上がりに大きな違いが出ます。
ステンレス製やプラスチック製のヘラを使い分け、コーキング材を滑らかに広げ、きれいな仕上がりを目指しましょう。
 
コーキングのヘラ
 

コーキングのコツと注意点

 

コーキング作業の手順

コーキング作業の基本的な手順は以下の通りです。

まず、施工面を清掃し、古いコーキング材や汚れを取り除きます。

次に、プライマーを塗布し、下地材とボンドブレーカーを設置します。

その後、コーキングガンを使ってコーキング材を均一に注入し、ヘラで仕上げます。

最後に、乾燥時間を守り、完全に硬化するまで触れないように注意します。
 
コーキングの作業
 

コーキングのコツ

コーキング作業の成功にはいくつかのコツがあります。

まず、コーキング材を押し出す際には、一定のスピードと圧力で行うことが重要です。

これにより、コーキング材が均一に充填され、隙間なく密着します。

また、ヘラで仕上げる際には、ヘラの角度と圧力を調整しながら滑らかに仕上げることが求められます。

さらに、施工環境にも注意が必要で、直射日光が当たらない涼しい日を選んで作業を行うのがベストです。
 

コーキングの注意点

DIYでコーキング作業を行う際には、いくつかの注意点があります。

まず、使用するコーキング材の種類や特性に応じて、適切な乾燥時間を守ることが必要です。

乾燥不十分な状態で雨が降ったり、触れたりすると、施工が失敗する恐れがあります。

また、コーキング材は経年劣化するため、特に紫外線や水の影響を受けやすい場所では、定期的なメンテナンスが求められます。
 
劣化したコーキング
 

コーキングはプロにおまかせ!

 
DIYでコーキング作業を行うことも可能ですが、完璧な仕上がりを求めるのであれば、プロに任せるのが最善です。

プロの技術者は、コーキング材の特性や建物の状態に応じた最適な施工を行うため、長期間にわたって建物の防水性能を維持できます。

また、プロの施工では、目視で確認できない内部の劣化や損傷箇所も見逃さずに対応できます。

特に、初めての方や自信がない場合は、専門家に任せることで、より安全で確実な施工が期待できます。

関西リペイントでは、経験豊富なスタッフが、お客様のニーズに合わせた最適なコーキング施工を提供しています。

また、ショールームでは、実際の施工例や使用するコーキング材の種類をご覧いただけます。

ぜひ一度お立ち寄りいただき、ご相談ください。

安心して建物のメンテナンスをお任せいただけるよう、全力でサポートいたします。
 
安心の外壁塗装業者
 

まとめ

 
コーキングのDIYは、適切な知識と道具さえあれば、専門業者に依頼せずとも自分で行うことが可能です。

しかし、コーキング作業は防水性能に直結するため、失敗は建物の劣化を早めるリスクを伴います。

そのため、不安がある方やより確実な施工を求める方は、プロに依頼することをおすすめします。

関西リペイントでは、専門的な知識と技術を持ったスタッフが対応し、ショールームで実際の施工例を確認することもできます。

お気軽にお立ち寄りください。
 

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  • 1ページでわかる!創業55年以上続く関西リペイント株式会社
  • 創業55年以上を誇る当社は、長年にわたる塗装業界での卓越した技術とサービスにより、多くの受賞歴や資格を有しております。塗装メーカー「関西ペイント」によるリフォームサミットでは、高い施工技術への向上とお客様への満足度の向上に尽力しているとして「プラチナ会員」に登録されております。また、「屋根ビジネスAWARD2023」において、全国セールス大賞3位を受賞いたしました。

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