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外壁塗装は、建物の外観を美しく保つためだけでなく、外壁を風雨や紫外線から守り、建物の寿命を延ばす重要な役割を果たします。
塗料の選び方によって、その効果や持続期間が大きく変わるため、慎重な選択が求められます。
今回は、注目の外壁塗料である「イノセンス塗料」について、その特徴やメリット・デメリット、コストについて詳しく解説します。
イノセンス塗料は、ジャパンホームワンド社が提供するオリジナルの外壁塗料で、アメリカで開発され、日本市場では2017年から販売が開始されました。
この塗料は、特に耐久性と防水性に優れていることで知られています。
ピュアアクリル樹脂とピュアカルシウム砂を原料に使用しており、一般的な塗料の約10年の耐久年数に比べて、イノセンス塗料は平均で20年〜30年という長期間の耐久性を誇ります。
この点で、住宅の長期保護を目指す方にとっては非常に有益な選択肢と言えるでしょう。
イノセンス塗料の耐久性の高さは、主にその成分であるピュアアクリル樹脂に起因します。
アクリル樹脂は、一般的に紫外線や酸性雨などの外的環境要因に対して非常に強い耐性を持っています。
さらに、ピュアアクリル樹脂は他のアクリル樹脂と比べて不純物が少なく、塗膜の劣化を抑える効果があります。
また、ピュアカルシウム砂の使用により、塗膜の硬度が増し、耐久性がさらに向上しています。
この硬度の高い塗膜は、外部からの衝撃や摩耗に対しても強く、ひび割れや剥がれを防ぐ役割を果たします。
イノセンス塗料は、ピュアアクリル樹脂の特性によって優れた防水性を持っています。
これは、塗膜が水を弾くことで、雨水や湿気が外壁に浸透するのを防ぐためです。
また、透湿性も高く、建物内部の湿気を外部に逃がすことができるため、内部結露の防止にも効果的です。
特に、関西地域のような高湿度の環境では、こうした塗料の特性が建物の長寿命化に寄与します。
イノセンス塗料は61種類のカラーバリエーションを展開しており、ほとんどが淡い色調です。
このため、より落ち着いた外観を好む方に適しています。
しかし、原色に近い色が少なく、ラインナップに黒色がないため、モダンでシャープな印象を求める方には選択肢が限られるかもしれません。
関西リペイントでは、実際の塗装例をショールームでご覧いただきながら、最適な色選びのサポートを行っています。
イノセンス塗料は耐久性が高い一方で、ゴムのような粘着性があり、ホコリや汚れが付きやすいというデメリットがあります。
このため、特に交通量の多い場所や工場地帯などでは、外壁に汚れが付きやすくなる可能性があります。
定期的な高圧洗浄などのメンテナンスが必要となることを考慮する必要があります。
汚れが目立ちやすいという特性を理解した上で、使用する環境に応じたケアを行うことが大切です。
外壁塗装にかかる費用は、使用する塗料の種類や建物の大きさ、施工の難易度によって異なります。
イノセンス塗料の場合、30坪の住宅でおおよそ70万円から110万円の費用がかかるとされています。
この価格には、塗料そのもののコストだけでなく、施工費用やメンテナンスコストも含まれています。
耐久性の高いイノセンス塗料を選ぶことで、10年ごとの再塗装が必要な一般的な塗料と比べて、長期的なコストを抑えることが可能です。
イノセンス塗料は高い粘着性を持つため、ホコリや汚れが付きやすいというデメリットがあります。
特に白や淡い色調を選んだ場合、汚れが目立つことがあります。
汚れが付着しやすい環境で使用する場合は、定期的な清掃や高圧洗浄が必要となるため、その点を考慮して選ぶ必要があります。
イノセンス塗料は日本での販売開始が2017年と比較的新しいため、他の塗料と比べて実績や口コミが少ないのが現状です。
そのため、実際に使用する前に十分な情報収集を行うことが重要です。
関西リペイントでは、これまでの施工事例をもとに、具体的なアドバイスを提供しています。
イノセンス塗料は、ピュアアクリル樹脂とピュアカルシウム砂を使用した高耐久・高防水の外壁塗料で、約20年から30年という長い耐久年数を誇ります。
そのため、長期的なメンテナンスコストを抑えることができ、住宅の長寿命化に貢献します。
しかし、粘着性のために汚れが目立ちやすい点や、日本市場での実績が少ない点など、注意すべきポイントもあります。
関西リペイントのショールームでは、イノセンス塗料を使用した実際のサンプルを展示しており、専門のスタッフが最適な塗料選びをサポートします。
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