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台風に備えて今すぐできる外壁のメンテナンスとは?

2024年08月27日

こんにちは!泉南市・泉佐野市、和歌山地域の外壁塗装専門店「関西リペイント」です!

台風10号(サンサン)が関西地方に接近しており、これからの台風シーズンに向けて備えが必要です。

日本では、毎年多くの台風が上陸し、多くの住宅に被害をもたらしています。

特に、外壁は強風や豪雨にさらされるため、ダメージを受けやすい部分です。

外壁塗装やメンテナンスを事前に行うことで、台風による被害を最小限に抑えることができます。

今回は、台風前に行うべき具体的な外壁メンテナンス方法と、台風後に注意すべきポイントについて解説します。
 
台風10号サンサン進路予想図
 

台風による外壁のダメージのリスク

 
外壁は、建物全体の防水・防風の役割を果たしており、台風時には特に重要です。

台風がもたらす主なリスクは以下の通りです。
 
強風による物理的ダメージ:台風の強風は、飛来物(瓦、木の枝、看板など)が外壁に衝突することによって、ひび割れや凹みを引き起こすことがあります。

特に、モルタルやALC(軽量気泡コンクリート)素材の外壁は衝撃に弱いため、注意が必要です。
 
コンクリート外壁のクラック
 
豪雨による浸水リスク:台風時の豪雨は、外壁の微細なひび割れや塗膜の劣化部分から水分が浸透する原因となります。

水分が外壁内部に侵入すると、内部の断熱材や木材を腐食させ、カビやシロアリの発生原因ともなり得ます。

さらに、コーキング(シーリング材)の劣化が進んでいると、そこからも水が侵入しやすくなります。
 
コーキングからの雨漏り
 

台風前に行うべき外壁のセルフチェックポイント

 
台風に備えるためには、まず自宅の外壁をセルフチェックすることが大切です。

特に注目すべきチェックポイントは以下の通りです。
 
外壁のひび割れチェック:外壁にひび割れがある場合、そこから雨水が侵入し、内部の建材を傷める恐れがあります。

ひび割れは、見た目には小さくても内部に深刻なダメージを与えることがあるため、早急な対応が必要です。

ひび割れのチェックには、クラックスケールを使用すると、幅や深さを正確に測定できます。
 
塗膜の剥がれや色褪せの確認:塗装が剥がれている箇所や色褪せが見られる場合は、塗膜の劣化が進行している証拠です。

塗膜の劣化は防水性能の低下を意味し、台風時に雨水が浸透しやすくなります。

特に、外壁の南面や西面は日射の影響を受けやすく、劣化が進みやすいので注意が必要です。
 
塗膜剥がれによるクラック
 
シーリング材の状態確認:窓枠やサッシ周り、サイディングの継ぎ目に使用されるシーリング材(コーキング材)が劣化していると、そこから雨水が侵入します。

シーリング材のひび割れや硬化、収縮が見られた場合は、打ち替えが必要です。
 
雨樋の詰まりと破損のチェック:雨樋や排水溝が詰まっていると、雨水が正しく排水されず、外壁にダメージを与える可能性があります。

落ち葉やゴミが溜まっている場合は、清掃を行いましょう。

また、破損がある場合は修理を検討してください。
 
大雨の雨樋
 

外壁塗装で台風対策を強化する方法

 
外壁塗装は、台風対策の一環として非常に有効です。

塗装により外壁の防水性能を高め、ひび割れや劣化を防ぐことができます。

特に、耐久性に優れた塗料を選ぶことで、長期間にわたり外壁を保護することが可能です。
 
高耐候性塗料の選択:塗料選びは非常に重要で、シリコン系やフッ素系の塗料は高い防水性能と耐久性を持ち、台風に強い外壁を作ることができます。

さらに、無機塗料やラジカル制御型塗料も高耐候性を持ち、紫外線や酸性雨にも強い特徴があります。
 
断熱効果のある塗料の使用:断熱性のある塗料を使用することで、台風時の気温変化から建物を守ることができます。

断熱効果のある塗料は、外壁内部の温度変化を抑制し、結露の発生を防ぎ、カビや腐食のリスクを軽減します。
 

台風後に行うべき外壁の確認とメンテナンス

 
台風が過ぎ去った後も、外壁の状態を確認することが重要です。

以下のポイントをチェックし、必要に応じてメンテナンスを行いましょう。
 
外壁のひび割れや剥がれの確認:台風の風雨により、新たにひび割れや塗膜の剥がれが発生していないか確認します。

発見した場合は、早急に補修することが重要です。

特に、目視では確認できない細かいひび割れは、専門家による診断が必要です。
 
シーリング材の再確認:台風後は、シーリング材がさらに劣化している可能性があります。

ひび割れや硬化が進んでいる場合は、専門業者による打ち替えを検討しましょう。
 
雨樋や排水溝の再チェック:雨樋や排水溝が台風の影響で詰まっていないか再確認します。

詰まりがある場合は、早めに清掃しておきましょう。

また、破損がある場合は修理を行い、再発を防ぎます。
 
外壁の調査
 

プロによる定期メンテナンスの重要性

 
セルフチェックだけでは見つけられない問題もあります。

プロの業者による定期的なメンテナンスを受けることで、外壁の状態を正確に把握し、早期に対策を講じることができます。

特に、サーモグラフィーや赤外線カメラを用いた診断では、外壁内部の劣化状態や断熱材の状況を非破壊で確認することができます。

関西リペイントでは、専門家が外壁の状態を詳しく診断し、最適なメンテナンスを提案します。
 
プロによる定期的メンテナンス
 

まとめ

 
台風10号(サンサン)の接近に備えて、今すぐにでも外壁のメンテナンスを行うことが重要です。

セルフチェックやプロによる診断を通じて、外壁の状態を確認し、必要な対策を講じることで、台風シーズンを安心して過ごすことができます。

関西リペイントでは、台風対策に特化した塗装サービスを提供していますので、ぜひご相談ください。
 

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  • 創業55年以上を誇る当社は、長年にわたる塗装業界での卓越した技術とサービスにより、多くの受賞歴や資格を有しております。塗装メーカー「関西ペイント」によるリフォームサミットでは、高い施工技術への向上とお客様への満足度の向上に尽力しているとして「プラチナ会員」に登録されております。また、「屋根ビジネスAWARD2023」において、全国セールス大賞3位を受賞いたしました。

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