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リシン仕上げ外壁について詳しく解説します!

2024年09月09日

こんにちは!泉南市・泉佐野市、和歌山地域の外壁塗装専門のプロ「関西リペイント」です!

「リシン」という言葉を初めて耳にする方も多いかもしれませんが、実はリシン仕上げは外壁仕上げの方法として非常にポピュラーな手法です。

リシンは石、砂、樹脂、顔料などを混ぜ合わせて作られ、これを吹き付けることで独特の質感や風合いを実現します。

今回は、リシン仕上げの基本的な特徴や施工方法、メンテナンス方法、さらには塗り替えのポイントについて詳しく解説し、外壁リフォームを考えている方へ最適な情報を提供します。
 

リシン仕上げとは

 

モルタル壁の仕上げ材

リシン仕上げとは、モルタル壁の仕上げ材として使用されるものです。

モルタルは、セメント、砂、水を混ぜ合わせて作られる外壁材で、日本の住宅や商業施設に広く採用されています。

リシンを吹き付けることで、ザラザラとした質感を持つ独特の外観を作り出し、耐久性と美観を兼ね備えた仕上がりを実現します。

リシンは見た目だけでなく、耐候性や防水性にも優れているため、幅広い建物で採用されているのです。
 

リシン仕上げのメリット

リシン仕上げはコストパフォーマンスが良く、比較的リーズナブルな価格で施工できるため、特に一般住宅やアパート、マンションなどで人気があります。

また、耐久性があり、適切なメンテナンスを行えば長期間にわたって美観を保つことができます。

リシンは多孔質の素材であり、通気性が高いため、湿気を逃がしやすく、内部の結露を防ぐ効果もあります。
 

リシン仕上げの種類

リシン仕上げにはいくつかのバリエーションがあり、施工方法や使用する材料に応じて異なる仕上がりが得られます。

以下の代表的な3つの種類について詳しく見ていきましょう。

 
リシン吹き付け

最も一般的な方法が「リシン吹き付け」です。

リシンを専用の吹き付け機を使って壁面に均等に吹き付けることで、ザラザラとした質感が生まれます。

この方法は、施工が比較的簡単であり、低コストで仕上げられるため多くの住宅で採用されています。

ただし、リシンは薄く吹き付けるため、ひび割れが起こりやすいというデメリットもあります。
 
リシン吹き付け仕上げ外壁
 
掻き落とし仕上げ

次に紹介するのは「掻き落とし仕上げ」です。

リシンを吹き付けた後、表面を特定の道具で掻き落とすことで、独特の模様や質感を作り出します。

この仕上げは、デザイン性が高く、手作業で行われるため、職人の技術が求められます。

施工費用や工期が長くなる反面、他にはない個性的な外観が得られるため、こだわりのある方に人気です。
 
弾性リシン

「弾性リシン」は、従来のリシンに比べて弾力性を持たせた仕上げ材です。

弾性リシンは、外壁の微細なひび割れにも対応できるため、耐震性や耐候性を重視したい建物に適しています。

通常のリシンに比べてひび割れが起こりにくいというメリットがあり、特に地震や温度変化の激しい地域でおすすめです。
 

屋根塗装と同時施工するメリット

リシン仕上げの外壁は、屋根塗装と同時に施工されることが多くあります。

これは、リシン仕上げが色や質感を自由に選べるため、建物全体のデザインを統一できるからです。

同時施工することで、外観のバランスが整い、美しい仕上がりを実現するだけでなく、工期の短縮とコストの削減にもつながります。

外壁と屋根のメンテナンスを同じタイミングで行うことで、メンテナンスサイクルが一致し、将来的な修繕費用の抑制にも寄与します。
 
外壁と屋根の塗装工事
 

リシン仕上げの外壁メンテナンス

 

耐用年数と劣化症状

リシン仕上げの外壁は、約8〜10年の耐用年数があります。

ただし、気候条件や環境によっては劣化が早まることもあります。

例えば、直射日光や風雨にさらされることが多い場所では、外壁がひび割れやすくなり、カビやコケが発生することもあります。

これらの症状が見られた場合、早めにメンテナンスを行うことが大切です。
 
リシン外壁塗装の劣化症状
 

メンテナンス方法

リシン仕上げの外壁は、定期的な洗浄が推奨されます。

中性洗剤と柔らかいブラシを使用して、外壁を優しく洗浄することで、汚れやカビの発生を抑えることができます。

また、高圧洗浄機を使用する場合は、水圧が強すぎるとリシンが剥がれる恐れがあるため、適切な圧力で行う必要があります。

さらに、劣化が進んだ場合は、再塗装が必要です。

塗装前には、外壁の下地処理をしっかりと行うことが重要です。
 

リシン仕上げの外壁塗り替え

 

塗り替えのポイント

リシン仕上げの外壁を塗り替える際には、リシンが塗料を吸収しやすいという特徴に注意が必要です。

下塗り材をしっかりと使用することで、塗料の吸い込みを防ぎ、美しい仕上がりを保つことができます。

特に、弾性塗料やシリコン系塗料を使用することで、耐候性や耐久性を高めることができます。
 
リシン外壁塗装の下塗り
 

塗り替えの流れ

既存のリシンの剥がし:劣化したリシンを取り除き、下地を整えます。

高圧洗浄:汚れや埃を取り除き、塗料の定着を良くします。

下塗り:リシンの吸い込みを防ぐために、下塗り材をしっかりと塗布します。

上塗り:選んだ塗料で、外壁を美しく仕上げます。
 

まとめ

リシン仕上げの外壁は、コストパフォーマンスに優れ、デザインの自由度が高いため、多くの住宅で採用されています。

また、屋根塗装と同時に施工することで、統一感のある外観を実現し、工期やコストの削減が可能です。

適切なメンテナンスと塗り替えを行うことで、長期間美しい外壁を維持できます。

泉南市、泉佐野市、和歌山地域で外壁塗装を検討している方は、ぜひ関西リペイントにご相談ください。

専門知識を持つスタッフが、あなたの住宅に最適なプランをご提案いたします。
 

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