塗装工事・防水工事の豆知識

こんにちは！泉南市・泉佐野市、和歌山エリアの外壁のプロ、外壁塗装専門店「関西リペイント」です！

カラーベスト屋根は、日本の住宅において非常に普及している屋根材です。

しかし、経年劣化や環境の影響により、ひび割れや割れが生じることが少なくありません。

今回は、なぜカラーベスト屋根がひび割れするのか、その原因とともに補修方法を詳しく解説し、欠点を克服した最新の補修技術も紹介します。
 

カラーベスト屋根の特性とひび割れの原因

カラーベスト屋根はスレート系屋根材の一種で、繊維強化セメント板とも呼ばれることがあります。

スレートの薄い板状の構造により、軽量でありながら強度が高く、コストパフォーマンスに優れているため、多くの住宅で採用されています。

しかし、以下のような要因でひび割れが発生することがあります。

• 経年劣化によるひび割れ：カラーベストは、温度や湿度の変化によって微妙に伸縮します。特に日本のように四季があり、気温差が大きい地域では、この伸縮により徐々に反りが生じ、最終的にはひび割れを引き起こすことがあります。このひび割れは、初期の段階では見逃されやすいですが、時間が経つにつれて拡大し、最終的には雨水の侵入による内部劣化の原因となります。
• 施工ミスや新築時の欠陥：新築時にカラーベストが割れているにもかかわらず、施工業者が見逃しているケースも少なくありません。この場合、初期段階からひび割れがあるため、補修を行わずに放置すると、早い段階で雨漏りや内部腐食の原因となることがあります。
• 外的な圧力によるひび割れ：屋根に登る作業者やアンテナ工事業者などが、カラーベストの上を歩く際に圧力をかけてしまい、割れてしまうこともあります。カラーベストは表面は丈夫ですが、一定以上の負荷がかかると脆弱な部分が割れてしまうことがあります。

ひび割れ補修の基本方法

カラーベスト屋根のひび割れ補修方法として、最も一般的なのがコーキングやエポキシパテを使った補修です。

この方法は表面のひびを埋めるもので、以下の手順で進められます。
 

コーキング補修の手順

• 表面の清掃：ひび割れた部分をブラシや高圧洗浄機で清掃し、コケや汚れ、古い塗膜を除去します。これにより、補修材の密着性が向上します。
• コーキング材の塗布：清掃が完了したら、ひび割れ部分にコーキング材（シリコン系やウレタン系）を塗布します。コーキング材は、ひびを埋めるだけでなく、雨水の侵入を防ぐ役割も果たします。
• 表面の平滑化：コーキングを塗布した後、ヘラを使って表面を平滑にします。これにより、後の塗装工程で滑らかな仕上がりを得ることができます。

エポキシパテの使用

コーキング材と同様に、エポキシパテも表面のひび割れを補修する際に用いられます。

エポキシパテは強度が高く、耐久性にも優れているため、特に深いひび割れや割れ目に使用することが推奨されます。

ただし、これらの補修方法には欠点があります。

• 表面補修のみに終始：根本的なひび割れの原因に対応できず、再度ひび割れが生じるリスクがある。
• 補修後の見た目：補修後の見た目が滑らかでないことが多く、塗装しても補修跡が目立つことがある。

欠点を改善した最新補修材「タスマジック」

従来のコーキングやパテ補修の欠点を克服するために開発されたのが「タスマジック」です。

タスマジックは、カラーベスト屋根の裏面まで補修できる画期的な材料で、補修後のひびの再発を防ぐ効果があります。
 

タスマジックの特長

タスマジックは表面のひび割れだけでなく、カラーベスト屋根の裏面までしっかりと補修できるため、再度ひびが入るリスクを大幅に軽減します。

補修後の仕上がりも非常に綺麗で、塗装をすればほとんど補修跡がわからないレベルです。
 

 

まとめ：カラーベスト屋根の補修は専門的なアプローチが必要

カラーベスト屋根のひび割れは、経年劣化や外的要因により発生しやすい問題ですが、適切な補修方法を選択することでその耐久性や美観を長期間維持することが可能です。

従来のコーキングやパテを使った表面補修は手軽ですが、根本的な解決にはならないことが多いです。

そこで、裏面まで補修できる「タスマジック」を使用することで、ひび割れの再発を防止し、美しい仕上がりを保つことができます。

関西リペイントではこの最新の補修材を使用し、泉南市・泉佐野市、和歌山地域のお客様に、信頼性の高い補修作業を提供しています。

お客様邸の屋根が長持ちするよう、専門的なアプローチで対応いたしますので、安心してお任せください。
 

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