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関西リペイントです!
3月がスタートしました。
今年の桜の開花予想は大阪で3/24頃だそうですが、風もまだまだ冷たく春の陽気が恋しい今日この頃です。
満開の桜、待ち遠しいですね🌸
陽気が春めいてくると外壁塗装の依頼もやはり増えてきます。
皆さんは外壁塗装を検討される理由は様々だと思いますが、どの状態になったら塗り替えをすべきかわからない方もいらっしゃいます。
今回は、ご自宅が今どのような状態なのか、ご自分で診断できる見える症状についてお話させていただきます!
家からは必ずもうそろそろですよ~、というサインが出ています。
見るべきポイント別に解説させていただきますので、是非参考になさってください!
【チェック1】汚れが目立ってきた
一番気づきやすいのが汚れです。
汚れと一言でいっても、原因は様々です。
ホコリや排気ガスは勿論の事、雨だれや苔やカビ、サビもそうですね。
常に風や雨にさらされている外壁や屋根についた汚れは徐々に蓄積されていくことで、汚れが定着していきます。
窓枠や換気フードの下などによく見受けられる雨だれは、排気ガスや塵などを含んだ雨が何度も同じ場所を通り流れることで発生します。
汚れは美観を損なうだけでなく、塗膜の性能を低下させて劣化を促進する原因にもなります。
【チェック2】色褪せ ~変色・退色~
お客さんからのお見積り依頼で、汚れと同様ご相談を受けるのが色褪せです。
新築当初はもっと色鮮やかだったはずが、数年経ったころからくすんで見えるようになっていきます。
排気ガスなどの汚れが付着することによって色がくすんでみえるのも勿論ですが、実は塗膜の劣化も原因の一つです。
外壁の塗膜は主に紫外線によって劣化します。そのため日当たりの良い壁側の方が色褪せしやすい傾向にあります。
【チェック3】チョーキング現象
ここでも何度かご説明させていただいたチョーキング現象。
外壁を触った際に白い粉がつくことをチョーキング現象と呼びます。
ガードレールに触ってしまった際、手に白い粉がついたことはありませんか。
これもチョーキング現象なのです。
塗料は主に樹脂・顔料・添加物の3つの成分で形成されています。
そして一般的な塗料でほぼ必ず入っているのが白色顔料いわゆる酸化チタンです。
酸化チタンは紫外線を浴びると樹脂の結合を破壊する物質を発生させます。
新築のころや塗り替え当初は樹脂に保護されているのですが、樹脂もまた紫外線を受けることで劣化が進みます保護効果が薄れていきます。
樹脂からの保護が薄れた酸化チタンは紫外線によって、樹脂を分解し、剥がれ落ちて白い粉となるのです。
チョーキング現象が起こる、ということは塗膜の劣化が進みつつある状態ですので、近い将来塗り替えをすべき目安と言えるでしょう。
【チェック4】苔・藻・カビ
隣家との間が狭かったりと日中日が当たらない壁によく見受けられるのが、苔やカビなどです。
風通しが悪く、湿気が滞りやすことから発生しますが、それだけではありません。
やはり塗膜の劣化も関係してくるのです。
外壁の塗料は見た目だけでなく、大事なお住いを守る様々な機能を持ち合わせています。
その中の一つが防素機能です。
雨水が外壁材に入り込まないよう保護してくれているのですが、やはり劣化することでその機能も薄れていきます。
防水機能を失ったことで、水はけが悪くなり水分が滞留し、湿気を帯びた状態が続き、カビや苔が発生しやすくなるのです。
特に屋根材は苔が発生している場合防水機能がかなり失われている可能性が高いため、プロによる屋根診断をおすすめします。
【チェック5】シーリングのひび割れや剥がれ
サイディングなど外壁材同士の繋ぎ目やサッシ廻りに充填されるのがシーリング材もしくはコーキング材です。
シーリング材の主な役目はわずかな隙間から雨水などの侵入を防ぐことです。
弾力性があり密着度も高いシーリング材ですが、雨や紫外線など日々の環境下で劣化が起こります。
ひび割れや、破断、痩せたことによっての隙間などが劣化の症状です。
シーリングは人体でいうところの関節のような役割を担っていて、ここが柔軟さを保っていることで、外壁自体へのダメージを和らげてくれています。
シーリングが硬くなると、揺れ等による外壁へのダメージを和らげてくれる機能が低下するので、外壁の割れや反り等のリスクにもなり、また隙間や割れた箇所からの漏水にも繋がります。
シーリングのメンテナンスは10年に1度と言われています。
新築や塗り替えから10年近く経過しているのであれば、一度ご覧になってみてください。
軽度なひび割れであれば緊急度はさほど大きくはありませんが、隙間や剥離が見受けられた場合は打ち替えする時期がきたとお考えください。
※サッシ廻りは上から充填する増し打ちが基本です。
【チェック5】外壁材の浮きや反り
下から見て外壁材が反っているような場合は注意が必要です。
この場合は施工不良によるものもあれば、劣化によって起きる場合があります。
シーリングの劣化による隙間からの雨水の侵入や防水機能が失われた外壁材は湿潤と乾燥を繰り返し、外壁材の反りに繋がります。
建物内部への漏水や最悪の場合腐食に繋がるため、早めのメンテナンスをおすすめします。
【チェック6】ひび割れ(クラック)
ひび割れといっても、緊急度は異なります。
クラック自体が非常に細く小さくて、表面に凹凸がなければ、緊急度は低めです。
基本ひびの幅が0.3mm以下であれば緊急度は低めですが、放置しておくとひび割れは広がっていくため早めの対処するのがベストです。
また一般的な名刺程度の厚紙が入るひび割れは0.3mm以上である可能性が非常に高く、内部の躯体へも影響も考えられます。
大事なお住いを守るため、補修をおすすめいたします。
【チェック7】付帯部分の劣化
劣化するのは外壁だけではありません。
軒天・破風、雨樋や水切りなどの付帯部も劣化により色褪せやサビが発生します。
樋は素材が塩化ビニルのため劣化もしやすく色褪せが目立ちやすくもなります。
また水切や縦樋の取付金具などは劣化により塗装が剥がれると錆を発生させます。
特に錆は進むと腐食してしまうため、メンテナンスが必要です。
いかがでしたでしょうか?
家からは必ずサインが出ています。それを早めに気付いて対処することで、家の健康は守られ、安心して住むことができるのです。
排気ガスの汚れなどの軽微なものであれば、水を掛けて柔らかいブラシで擦るだけでも洗浄することはできますが、高圧洗浄ではないと取れない苔などもあります。
どちらにしろ高所作業が必要になる場所もあるため、ある程度劣化症状が見え始めたら、プロの業者にお願いするといいでしょう。
外壁診断を無料で行っている業者も昨今非常に多いので、一度相談されてみてはいかがでしょうか。
関西リペイントでは現地調査からお見積りまですべて無料で行っております。
お家の外壁の劣化症状など気になる点がある方は、是非お気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが訪問させていただき、お住いの状態を的確に診断させていただきます。
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