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ウレタン防水の工法3選!費用相場・維持・注意点も

2024年10月30日

こんにちは!泉南市・泉佐野市、和歌山地域の外壁塗装のプロ「関西リペイント」です!

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を使って防水層を形成する防水工法です。

特にベランダや陸屋根での利用が多く、その柔軟性と耐水性から形状や面積に左右されず施工できることが特徴です。

国内でも最も普及している防水工法で、他の防水工法と比較して費用を抑えやすいメリットがあります。

では、どのような工法や費用が必要なのか、具体的に見ていきましょう。
 

ウレタン防水の3つの工法|費用相場と特徴を比較

ウレタン防水には、密着工法、メッシュ工法、通気緩衡工法の3種類があります。

それぞれ特徴が異なり、施工場所や建物の状況に応じて最適な選択が求められます。

防水工法費用相場耐用年数施工期間
密着工法3000〜5000円/㎡8〜10年3〜7日
メッシュ工法4000〜6500円/㎡10〜12年3〜9日
通気緩衡工法5000〜7000円/㎡10〜15年4〜10日

 

密着工法

最もシンプルな方法で、ウレタン樹脂を直接下地に密着させる工法です。

下地と防水層が密着することで施工工程が少なく、費用も抑えやすいのが特徴です。

ただし、下地に雨漏りや劣化が見られる場合には適さず、下地の影響を受けやすい点がデメリットです。
 

メッシュ工法

補強クロス(メッシュシート)を使用して強度を高める方法です。

密着工法と比べて費用がやや高くなりますが、防水層の強度が増し、ひび割れや地震の衝撃に強い防水層が形成されます。

特に地震の多い地域や、耐久性を重視したい場合に適しています。
 

通気緩衡工法

絶縁シートと脱気筒を用いることで、防水層に通気性を持たせる工法です。

湿気の多い場所や下地に水分が残っている場合に効果を発揮し、防水層の膨れや剥がれを防ぎます。

築年数が古く劣化が激しい建物にも適しており、特に下地の湿気や水分が影響しやすい環境でおすすめです。
 
ウレタン防水
 

ウレタン防水のメリット・デメリット

メリット
  • ・初期コストが比較的低い
  • ・複雑な形状や狭い場所にも施工可能
  • ・継ぎ目のない仕上がりで高い防水性

ウレタン防水は液体樹脂を用いるため、形状にかかわらず施工でき、また継ぎ目がないため雨漏りのリスクが低減されます。
 

デメリット
  • ・施工期間が長く天候に左右されやすい
  • ・職人の技術が仕上がりに影響
  • ・メンテナンス頻度が高くなることも

ウレタン防水層は湿度や温度の影響を受けやすく、乾燥時間が長いため、天候に左右されやすい点がデメリットです。

技術力のある業者を選ぶことが、仕上がりや耐久性に大きく関わってきます。
 

ウレタン防水に見られる劣化症状と対策

ウレタン防水は紫外線や温度変化に影響され、次第に劣化が進むため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。

以下は代表的な劣化症状とその原因、対策をまとめたものです。
 

トップコートの色あせ・ひび割れ

紫外線によってトップコートが色あせたり、ひび割れが発生します。

これが進行すると防水層にも影響を与え、雨水の侵入を許しやすくなります。
 

防水層の膨れ・剥がれ

防水層が膨れる原因として、下地に含まれる湿気が影響しています。

通気緩衡工法を選ぶことで、膨れを防止できます。
 

下地からの浮きや剥がれ

下地の劣化が進んでいると、防水層が浮きや剥がれを起こすことがあります。

密着工法ではなく、メッシュ工法や通気緩衡工法の選択が推奨されます。
 

ウレタン防水を長持ちさせるメンテナンス方法

適切なメンテナンスにより、ウレタン防水の耐用年数を延ばし、長期的なコスト削減が可能です。

以下に、ウレタン防水の劣化を防ぐためのメンテナンス方法をご紹介します。
 

表面・排水溝のこまめな清掃

防水層の表面や排水溝のこまめな清掃が重要です。

ゴミや汚れがたまると水はけが悪くなり、劣化を早める原因となります。

定期的に表面の清掃を行い、特に梅雨や台風シーズン後はしっかりと点検しましょう。
 

定期的なトップコートの塗り替え

ウレタン防水の耐用年数を維持するためには、5年ごとにトップコートを塗り替えることが推奨されます。

トップコートが紫外線を遮断し、防水層を守るため、定期的な塗り替えが必要です。
 

定期点検の実施

防水層の劣化を見逃さないためにも、年に一度の定期点検を行いましょう。

小さな劣化症状がある場合は、早期の補修を行うことで大規模な改修を防ぎます。
 
ウレタン防水工事
 

まとめ|ウレタン防水の理解を深め、適切な施工を選ぼう

今回は、ウレタン防水の基礎知識や工法、費用、メンテナンス方法について解説しました。

ウレタン防水には、密着工法・メッシュ工法・通気緩衡工法の3つがあり、それぞれの特徴を理解したうえで、建物の状況や下地の状態に応じた工法を選ぶことが重要です。

特に、築年数が長く劣化が見られる場合には、通気緩衡工法が推奨され、強度を重視する場合にはメッシュ工法が適しています。

また、施工後も定期的なメンテナンスやトップコートの塗り替えを行うことで、ウレタン防水の耐用年数を延ばし、長期的に安心して利用できます。

最適なウレタン防水を選ぶためにも、複数業者から見積もりを取得し、費用と施工内容をしっかり比較検討することが大切です。

泉南市・泉佐野市・和歌山地域で外壁塗装を検討されている方は、ぜひ関西リペイントにご相談ください。

専門のスタッフが最適な提案をさせていただきます。

また、ショールームにお越しいただければ、実際の色や仕上がりを確認いただけます。

泉南市・泉佐野市、和歌山地域のお客様のニーズに合わせた最良の外壁塗装を提供いたしますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
 

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