塗装工事・防水工事の豆知識

塗れない壁があるって本当？

こんにちは！泉南市、泉佐野市を中心に阪南・貝塚・岸和田など泉州地域の外壁塗装・屋根塗装・屋根リフォーム工事を行なっている関西リペイントです！

さて今回は塗装が難しい壁についてご説明いたします。

外壁にも色々な素材がありますが、塗装が出来ない壁（サイディングボード）があることを知っていますか？

まったく出来ないわけではないのですが、塗料の密着が良くない壁があり、その壁を【難付着サイディング】と呼んでいます。

難付着サイディングというのは、新築の際サイディング製造メーカーで以下のコーティングが施されているサイディングのことを言います。

・光触媒コーティング
・フッ素コーティング
・無機コーティング

特徴として一番にあげられるのが日差しが強い面であってもチョーキングなど、劣化しないことです。

それだけを聞くとメンテナンスをしなくてもいいじゃないか！と思われるかもしれません。

ですが難付着サイディングだからといって、メンテナンスをしなくていい訳ではなく、経年劣化と共に外壁は傷んできます。

通常の外壁塗装の目的と同じように、これからも美観を保ち、建物の健康を維持するために必要となるのです。

難付着サイディングが塗れない理由

なぜ塗れない、塗るのが難しいとされるのか。

それは表面に上記で述べたような特殊なコーティングがされているからです。

光触媒や親水性、無機やフッ素など、汚れに強くて色褪せもしにくいという機能をもっています。

2001年ほどから、メンテナンスフリーですよ！と謳い、新築の家に使われるようになりました。

外壁塗装のメンテンナンスは10年が目安と一般的にいわれています。ですので現在全国的にこのサイディングのトラブルが多くなってきています。

一般のサイディングに比べると汚れにくいというだけで、メンテナンスの必要がないわけではないのです。

このサイディングは10年経っても、ツヤや光沢が残っていて見た目が変わらないことが多く、傷んでないように見えることが多いです。

しかし日々、紫外線や雨風にさらされた外壁は確実に劣化が進み、カビ、コケの繁殖やひび割れなどが起こってくるため、外壁塗装は必要となるのです。

塗れない、塗るのが難しいとされるのは、難付着サイディングのメリットでもある汚れが付きにくいがため、塗り替え時の塗料の密着を弱めてしまうからです。

専用の下塗り材を使用せずに、一般的なサイディングで使用する下塗り材を使うと、塗膜がはがれてしまう恐れがあります。

通常の下塗り材を使ってしまった場合、１０年もたたない間に簡単に塗膜が剥がれてしまいます。

注意すべきところ

難付着サイディングでも専用の下塗り塗料を使用すれば、外壁塗装も可能です。

ではなぜトラブルが起こるのか？

◎知識不足

それは知識不足によるためが非常に多いです。

外壁が難付着サイディングであるか見分けられず塗装してしまう事で、トラブルが発生してしまうのです。

下請け業者さんに外壁塗装は任せる営業会社では、見分け方をしらない営業担当の人も多いいため、見積の際など確認するのもよいかと思います。

（しっかり勉強されている営業もいるので一概に営業会社はダメ、というわけではありません）

また、塗膜を剥がす剥型剤というものもあるのですが、剥型剤を使用した場合、外壁材そのものを溶かしてしまうため、現実的ではありません。

知らぬまま外壁塗装をした数年後に、やむを得ず外壁の張替えになってしまうこともあります。

サイディングの張替えはかなり費用がかかってしまうため、そんなトラブルを回避するためにも事前に知っておくことが非常に大切になります。

難付着サイディングのまとめ

簡単ではありますが、難付着サイディングについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか？

結論から言えば、塗れないわけではないのです。

難付着サイディングに適した下塗り塗料をしようすれば、外壁塗装は可能です。

ただ、それを見極められる業者選びが重要になってきますので、見積を依頼する際はその点をご留意ください。

関西リペイントでは外壁診断士の資格保有者が、責任をもって現場調査に伺わせていただきます。

最新のドローン撮影による屋根診断、外壁診断を無料実施！

しっかり調査し、皆様のお家の状態をチェックいたします。

外壁塗装をはじめ、屋根塗装・屋根カバー工法工事・防水工事・雨漏りまで、それぞれのお客様のお家に一番最適な工法や商品をご提案しております。

外壁・屋根・屋根リフォームでお悩みの方は、是非一度ご相談ください。

泉州地域　大阪府　和歌山県　泉南市　泉佐野市　阪南市　熊取町　貝塚市　岬町　岸和田市