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外壁サイディングとは?その種類とメンテナンス補修における費用

2023年02月27日

外壁サイディングとは?その種類とメンテナンス補修における費用

こんにちは!泉南市、泉佐野市をはじめ阪南市・貝塚市・岸和田市・和歌山など泉州を中心に外壁塗装・屋根塗装・屋根リフォーム工事を行なっている関西リペイントです!

暦の上ではもうすでに春なのですが、朝晩の寒さはまだまだ緩みそうにありませんね。

さて今回は外壁材でもサイディングに焦点をあてて、ご説明させていただきたいと思います。

今では主流となっている外壁サイディング。

以前は耐用年数も長いモルタルメインでしたが、工期が長く費用もかかってしまうため、デザインが豊富でコストの面でも優れたサイディングへと移っていきました。

現在では新築戸建でいえば8割がたがこのサイディングを利用しているといっても過言ではありません。

しかしサイディングと言っても、一種類ではありません。

材質・機能性だけでも種類がとても多く、大まかに分けると4種類になります。

ではまず初めにこの4種類についてご説明させていただきます。

外壁サイディングの種類とデザイン

木質系

表面処理を施した木板を使った建材の一つで、木のぬくもりを感じられるような柔らかいデザインにすることができるサイディングです。

性質上経年劣化のダメージをうけやすいため、細かいメンテナンスが必要になります。

そして他のサイディングと比べても値段も高く、デザイン重視といえます。

価格・メンテンスとトータル的に考えると、一部使いをするなどで木材にしか出せない温かみのある雰囲気を楽しんでみるのはいかがでしょう。

コスト:㎡単価 5000円程

樹脂系

主な原料がプラスチックの一種である塩化ビニル樹脂を使用したサイディングです。

とても軽く撥水性に優れおり、シーリングを使わず施工が可能で、劣化しにくい点がメリットです。

高機能ではあるのですが、取り扱える業者さんがまだ少ないこともあり、施工のハードルが高めと言える外壁材です。

コスト:㎡単価 4000円~9000円程

金属系

金属でいうと以前はトタンが一般的でしたが、近年ではガルバリウム鋼板という素材を使う事が多くなっています。

丈夫で耐久性・断熱性にも優れ、塗装が必要ないため施工後のコストを抑えられる点など多くのメリットをもつ外壁材です。

コスト:㎡単価 4300円~5300円程

窯業系

セメント質と繊維質を主な原料としたサイディングが窯業系です。

防水性が低いというデメリットがありますが、デザイン・カラーが豊富で、メンテナンスも楽という点から最も多く使われている材質といえます。

シェア数がとても高く大量生産されているため、比較的安価に利用できるサイディングです。

コスト:㎡単価 4000円~5000円程

 

外壁サイディングはおおまかに上記4種類に分かれますが、種類とデザインが豊富です。

デザインで言えばレンガ調・タイル調・木目調・石積調・塗り壁調とあります。

  

 

外壁サイディングのメンテナンスと費用

立地などで劣化する速さは変わりますが、どの建材でも必ず劣化はします。

外壁塗装やシーリングなどの定期的なメンテナンスを行うことで、耐用年数を長く保ち、貼り替えまでの期間を延ばすことができます。

耐用年数は素材によっても変わるため、劣化の具合を都度確認することが大切です。

 

木質系サイディング … 15~25年

樹脂製サイディング … 20~30年

金属系サイディング … 20~30年

窯業系サイディング … 20~30年

 

種類や材質によって多少前後しますが、上記が基本の耐用年数といわれています。

サイディング自体はこのように耐用年数は長めですが、経年劣化による塗膜の保護機能や防水性の低下を防ぐために、外10年に一度を目安に外壁塗装を行うことをおすすめします。

ちなみ劣化と一言で言っても様々な症状があります。

代表的な症状で言えば

外壁を触った際に手に白い粉がつくチョーキング現象

サッシ廻りや目地のコーキングの痩せやひび割れ、剥がれ

サイディングボードのひび割れもその一つですが、ここまで進んでしまうと雨水が内側の木の部分まで染み込んでしまう可能性もあります。

その場合内部が腐食し、外壁だけでなく建物自体に悪影響を及ぼす可能性も考えられるためご注意ください。

メンテナンスについて

劣化が軽度なコーキングのひび割れなどであれば、ご自身でコーキング材を購入しての補修も可能ですが、高い場所や広範囲の場合は業者さんに工事を頼むことをおススメします。

また外壁のメンテナンスとしては通常は塗り替えになりますが、あまりに劣化が進んでいると塗り替えではカバーしきれないため、重ね張り工事や張り替え工事を行います。

 

塗り替え

サイディングの上から新しい塗料を塗る、いわゆる塗り替えです。

劣化の状態にもよりますが、10年に1度というのが一般的な目安です。

費用:約70万~150万(※㎡数や塗料の種類にも変動します)

 

重ね張

既存の壁に新しいサイディングを上から重ねて貼るのが重ね張りです。

サイディングの補修で多く使用されている方法ですが、劣化の状態によっては出来ない場合もあります。

断熱性能が上がるというメリットがありますが、重みが増すため耐震性が少し落ちるというデメリットもあります。

費用:約150万~200万

 

張り替え

古いサイディングを撤去し、新しサイディンに貼り変える方法です。

耐震性を落とさずに新しいボードにすることが可能ですが、撤去費がかかるため、一番高額になる工事です。

費用:約200万~300万

 

まとめ

以上今回は外壁サイディングについてご説明させていただきましたが、いかがでしたか?

どんなに優れた建材でも必ずいつかは劣化し、メンテナンスが必要になります。

少しでも長くお家を良い状態で保つためには、やはり定期的な細かい部分のメンテナンスが重要です。

塗り替えに関しても、日射率や立地条件によっても劣化の速度は変わるため、ご自分のお住まいに合った塗料を選ぶことでメンテナンス周期を延ばすことも可能です。

是非お住まいが今どのような状態なのか、一度確認してみてはいかがでしょう。

 

関西リペイントでは外壁診断士の資格保有者が、責任をもって現場調査に伺わせていただきます。

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