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外壁塗装は塗替え時期を我慢して遅らせたほうがお得ってホント?

2024年09月03日

こんにちは!泉南市・泉佐野市、和歌山地域の外壁塗装専門店「関西リペイント」です!

外壁塗装のタイミングについて、「できるだけ遅らせたほうが得なのではないか?」と考える方は多いかもしれません。

特に、塗装には高額な費用がかかるため、可能な限りその費用を節約したいと考えるのは自然なことです。

しかし、外壁塗装のタイミングを誤ると、結果的にさらなる費用や建物の劣化を招く可能性があります。

今回は、外壁塗装の正しいタイミングと、その重要性について専門的な視点から解説します。
 
外壁の劣化
 

外壁塗装の最大の目的とよくある誤解

 
外壁塗装の最大の目的は何でしょうか?

多くの人が「外壁を綺麗に保つため」だと考えがちですが、実際には「建物を雨水から守る」ことが主な目的です。

外壁は風雨や紫外線などの自然環境から常に攻撃を受けており、これを防ぐのが外壁塗装の役割です。

特に、日本のような湿度の高い気候では、外壁の防水性が劣化すると、雨水が浸入して構造材の腐食やカビの発生を引き起こしやすくなります。

「外壁を綺麗にしているだけ」と思っている方もいますが、これは誤解です。

外壁塗装は、建物の美観を保つこと以上に、住宅を長持ちさせるための重要なメンテナンス作業です。

外壁を健全な状態に保つことで、建物の耐久性を高め、長期的な修繕費用を抑えることができます。
 
外壁塗装により耐久性が増す
 

外壁塗装の最適なタイミングとは

 

塗替え時期を遅らせるリスクと影響

外壁塗装のタイミングを遅らせることは、短期的には費用を節約できるかもしれませんが、長期的にはリスクを伴います。

外壁材が劣化し始めると、外壁自体の防水性が低下し、塗膜が剥がれたり、ひび割れが発生したりします。

これにより、外壁内部に水が浸入し、木材の腐食や鉄筋の錆びなど、建物の構造に深刻なダメージを与える可能性があります。

さらに、塗膜の厚さはわずか0.2~0.3mmほどであり、いくら高性能な塗料を使用しても、既に傷んだ外壁材を完全に回復させることはできません。
 

「ちょっと早いかな」がベストな理由

外壁塗装の一般的なタイミングとして、新築から10~12年が目安とされています。

しかし、「まだ大丈夫だろう」と思っている時期こそが、実は最も適した塗替え時期なのです。

これは、外壁塗装が「メンテナンス工事」であるためです。

メンテナンス工事の本来の目的は、外壁が著しく劣化する前に行うことで、外壁材自体の寿命を延ばすことにあります。

したがって、「ちょっと早いかな」と思う時期に塗替えを行うことが、長期的に見て最もコスト効果が高いと言えます。
 
外壁のひび割れ
 

専門業者による定期点検の重要性

外壁塗装のタイミングを見極めるためには、信頼できる専門業者による定期的な点検が欠かせません。

専門業者は、外壁の状態を正確に診断し、適切なタイミングでの塗替えを提案してくれます。

適切な点検とメンテナンスを行うことで、外壁の健全性を維持し、建物全体の耐久性を高めることができます。
 
外壁塗装の点検や変更
 

まとめ

 
外壁塗装を遅らせることで、一時的に費用を節約できるかもしれませんが、建物の耐久性や修繕費用を考慮すると、適切なタイミングでの塗替えが最も重要です。

外壁が劣化する前の「ちょっと早いかな」という時期に塗替えを行うことで、建物の寿命を延ばし、長期的なメンテナンスコストを抑えることができます。

外壁塗装のタイミングに迷ったら、まずは信頼できる専門業者に点検を依頼し、適切なアドバイスを受けることをお勧めします。
 

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