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外壁塗装・屋根塗装の見積書の見方

2022年11月06日

こんにちは!泉南市をはじめ泉佐野市・阪南市・貝塚市・岸和田市と泉州地域を中心に外壁塗装・屋根塗装・屋根リフォーム工事を行っている関西リペイントです!

皆さんは外壁塗装や屋根塗装を検討する際、業者さんから見積書を依頼すると思いますが、外壁塗装工事や屋根塗装の見積書というのは こうすべき というような基準がありませんので、記載事項はそれぞれ自由です。

そのため素人にはわからない専門用語が書かれていたり、不明瞭だったりということが多々あります。今回はその見積書についてお話しさせていただきます。

 

見積書を理解できるとこんなメリットが

〇必要か不要か

全てが「○○一式」とだけ記載されているような内訳書は見積書の見方がわからない人の場合、それが普通なんだと思ってしまいがちです。

ですが見方がわかり、本来何が書かれているべきかを理解していると、これは不親切な見積書だ、とか、必要ない工事分が請求されている!などが分かり、説明を求めることが出来るのです。

またその逆で必要なのに、見積書にその工事の記載がない場合は、きちんと行ってくれるのか確認することが出来ます。

〇相場の判断

様々な項目がひとつになっていると相場を確認することが出来ません。見積書が細かく項目別に記載されていれば、単価がいくらで、数量が(平米数など)いくらになる、というのが理解できます。そうすることによって実際の外壁塗装工事や屋根塗装工事の相場いくらぐらいで出来るのかをおおむね検討がつきます。

例えば足場代の相場はだいたいですが600~900円/㎡なので、ある業者さんが1,300円で出してきたとします。相場がわかっていれば、どういう理由で単価1,300円なのか、と説明を求められます。隣家との距離が近かったり、足場組みが大掛かりになるものや立地条件により単価が多少上下する場合もあるため、相場を理解していれば、よりよく作業内容を知ることができるのです。(相場に合わない見積りだった場合は、他の業者さんからも見積りを依頼することをオススメします)

 

相場が理解でき、見積内容を把握できれば、実際の施工で異なる箇所なども気づくことができ、業者さんに見積通り施工するよう指示することができるのです。(あってはならないことですが、見積書に記載した通りの工事を行わない業者さんが存在するのも事実です。)ですのでお客様側が満足のできるリフォームをするために見積書を理解できるようにしていくことは重要です。

 

見積書の項目

見積書は各業者さんによっても異なりますが、基本の項目をご説明します。

①足場

仮設足場の組立、飛散防止メッシュシート。家の外壁面積全体の㎡で表すのが主で、メッシュシートは組立に含まれることが多いです。

②養生

窓や、車、近隣の車などにマスキングテープやビニールなどで保護し、万が一塗料が飛んでしまった場合でも塗料がつかないように保護をします。

③洗浄

高圧洗浄機でもともとついている汚れや傷んだ古い塗膜をきれいに取り除く作業です。洗浄をすることで仕上がりはもちろんですが、塗膜が定着し、塗料本来の耐久性を維持することができるのです。

④外壁塗装・屋根塗装

基本的には外壁も屋根も項目は同じになります。下地調整、下塗り(プライマー、シーラーなどと書かれている場合もあり)、中塗り、上塗りと3工程書かれていて、それぞれの塗料のメーカーや塗料名などがしっかりと記載されているか確認しましょう。

塗装の基本は3回塗りです。中塗り上塗りは同じ塗料を使うことがほとんどなので、上塗り2回と記載する場合もあります。塗りの回数が下塗り、中塗り、上塗りと合わせて3回以上あるかをまず確認してください!

※一部の意匠性の高い塗り方だったり、素材や状態によって3回以上必要になる場合もあります

下地調整にはクラック補修、ケレン作業などがあります。(クラックは経年劣化により塗装面や下地が収縮・膨張することで発生することが多いひび割れです)。ケレン作業とは鉄部や木部などについたサビや古い塗膜を除去する作業のことです。

塗料がしっかりと壁に定着するかどうか、非常に大切な作業となりますので、どの部分に補修が必要なのか場所など確認しておくのもよいかと思います。

⑤コーキング

サイディングボードのつなぎ目や、窓サッシと壁との境目に詰めるゴムパッキンの事をコーキングといいます。ここが劣化していると雨漏りの原因にもなるため、剥がして新しい物をつけるのです。これを打ち替えと言い、劣化がそこまで進んでいない場合は、既存のものに付け足す作業をし、これを増し打ちといいます。

見積書で確認するべきポイント

 

◎塗料・メーカーがちゃんと記載されているか

塗料なくして外壁塗装は語れません。この塗料がどこのメーカーのものかもわからない場合、とても危険ですので、まず見積書に書いてあるか確認すべきポイントです。もし記載されてないときは、メーカー・塗料名が書かれた見積書を再度作ってもらうように言ってください。前述していますが、下塗りと上塗りの塗料が違うので、下塗りの塗料も確認した方が良いでしょう。

また、書かれている塗料メーカーが日本の三大メーカーである 日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研であれば更に安心の材料となります。なぜならば大手メーカーであればホームページで期待耐用年数や相場はいくらぐらいのものかなど詳細に調べることができるからです。

 

外壁塗装・屋根塗装の3回塗り!

塗料と同じくらい大事なのが「三回塗られているか」ということです。残念なことに、ここを省こうとする手抜き業者が多いということです。

下塗りは外壁塗装・屋根塗装においては絶対に必要な工程です!

上塗り塗料には接着力が実はあまりありません。そのためそのまま塗ってもすぐに剥がれてしまうのです。そこで重要なのが下塗り塗料。外壁と上塗り塗料を密着させる役割を果たし、早期に剥がれてしまうといったことを防ぐのです。それ以外にも劣化し荒れてしまった壁はスポンジのように塗料を吸い込んでしまうため、その結果色ムラや艶など見栄えが悪くなり、更に機能を最大に活かすための膜ができないため耐用年数や美観など塗装の効果を発揮することができなくなるのです。

ですので下塗りは絶対に省いてはならない工程と言えるのです。

そしてその上から中塗り、さらにその上に同じ塗料を上塗り、という三回塗りの基本であり、意匠性や状態などで増えることはあっても減ることは絶対にありえないのです。メーカーもその3工程を想定して最大限の塗料の力が発揮できるように作っているのです。

ですので、三回塗りか必ず確認し、施工中もきちんと3回塗りが守られているか確認することをおススメします。

◎工程が細かく記載されているか

塗装一式○○円、工事一式○○円など、ざっくり書かれていると、どこまでやってくれるのかなど全くわかりませんよね。各工程がしっかり書かれていて、それぞれの作業内容をしっかりと理解した上で業者さんを決められると良いでしょう。

 

その他にも保証内容や塗料のランクなど見るべきポイントはありますが、まず上記3点はしっかりとおさせておきたいポイントです。

 

外壁塗装や屋根塗装は頻繁に行うものではなく、人生のうちで大きなリフォーム工事の一つとなります。ですので塗ったあとに失敗がないように、始める前に不安な点、疑問などあれば遠慮なく業者さんに尋ねてみてください!

 

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