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泉南市で外壁塗装の塗料に迷ったら~塗料の機能~

2024年02月29日

泉南市で雨漏りでお困りの方~外壁の防水機能について~

 

こんにちは、関西リペイントです😊

ここ数日雨が続いて、工事も晴れ待ちの日が多々あります。※雨の日は基本塗装は行いません。

梅雨時期など雨の日が続くと多くなるのが雨漏りのお問い合わせです。

みなさんは雨漏りの原因の一つに、外壁のメンテナンスをしなかったことがあげられるのをご存じですか?

雨漏りというと屋根を想像される方が多いと思いますが、経年により、防水機能が低下した外壁からの雨漏りもあるのです。

塗料は防水機能以外にも様々な機能を持った塗料が存在します。

今回は、大切なお住いを守るために外壁における塗料の機能についてご説明させていただきます!

外壁の防水機能

外壁は外から雨水などがが入り込まないように家を守る機能を持っています。

もし壁がスポンジのように水を吸ってしまうと、家を支えている躯体そのものが痛み、そのままにしておけばやがて腐食し、建物は崩れ、生活そのものを脅かすことになりかねません。

住宅における3つの防水機能

・塗膜(とまく)としての役割

外壁の表面に塗料を塗ることで、膜を形成します。それを称して塗膜と呼びます。

この膜が防水の働きをし、雨水の侵入を防いでくれるのです。

しかしこの塗膜も雨水だけではなく、日々の紫外線などの影響により劣化していきます。

・雨漏りを防ぐ役割

紫外線などの影響により、防水機能徐々に失われていきます。

そして防水機能が失われていくと雨水などが堆積しやすくなり、建物を支える内部にも影響を与えていきます。

・防水機能は塗料だけで対策できる?

塗料そのものに防水機能があると考えていただいて良いでしょう。

「塗料」を塗ることで塗膜が形成され、防水機能を発揮できるのです。

ではどの塗料でもそうなのか。気になりますよね。

塗料の種類は本当に様々であり、そして塗料別に特化した機能も持ち合わせていたりもします。

初めて見ると、シリコンやラジカル制御型など、意味が分からず、どう選べばよいかわからなくなることもあるでしょう。

基本的には防水への持続性=耐用年数がそれぞれ異なり、値段が高いものほど防水性能がいいとも言えます。

ただ高ければ良い、というわけでもありません。

お住いに合った機能を持つ塗料を選別することが大事なのです。

 

塗料の種類について

先述しましたが高い塗料は高性能であるため価格で判断するのも一つの方法です。

しかし求めている性能と価格が合致して納得した上で選べば仕上がった後の満足度が違います。

代表的な塗料についてご説明させていただきますので、是非参考になさってください。

 

・アクリル
耐用年数は、5年~7年

最も安価で、昭和の頃に建てられた建築物によく使われていましたが、現在ではあまり使用されていません。

昭和に建てられ、一度も塗り替えをしたことがない場合、早めの外壁塗装をおすすめいたします。

・ウレタン
耐用年数は、8年~10年

アクリルと同様安価ではありますが、耐用年数が短く、現在取り扱っている業者は減っています。

安価だからと、業者からウレタン塗料で見積もりを出された場合はご注意ください。※悪質業者である可能性も否めません。

ウレタン塗料はホームセンターなどDIYでできるように販売はされていますが色ムラがでてしまったりとDIYで塗装するには不具合が生じやすい点をご留意ください。

 

・シリコン
耐用年数は、8年~10年

現在主流ともいえるシリコン樹脂を主な原料としている塗料です。

汚れがつきにくく、対候性があり比較的手頃な価格であることもあり、シリコンを選択される方がとても多いです。

シリコン塗料は水で溶かしながら使用する水溶性シリコン塗料と、シンナーなど溶剤と混ぜ合わせながら使用する油性塗料が存在します。

油性塗料の方が、水溶性に比べると品質も耐久性も高く、またお値段も水溶性に比べ高くなる傾向にあります。

もし見積もりの際は両方の場合で出してもらい、説明を聞きながら判断されてもいいでしょう。

 

・遮熱(サーモアイウォール)

耐用年数は、12年~15年

次世代型素材といわれている塗料で、太陽の熱を効率よく反射してくれる機能を付随しています。

温暖化が深刻になっている今の時代には相応しい塗料といえるかもしれません。

遮熱(反射)効果によって夏場の冷房費の節約、CO2削減にも繋がり、まさにSDGsの取り組みにもうってつけです。

ただ遮熱効果であり、断熱効果はない、ということにご注意ください。また窓など開口部が大きいなど造作や立地によっても効果は変化します。

 

・ラジカル

耐用年数は、12年~15年

現在よく耳にするようになったラジカル制御型塗料。約10数年前に発売され、コスパもよく、塗料の中では非常に人気があります。

ただラジカルがそもそも何なのか知らない方もたくさんいらっしゃいます。

ラジカルとは、塗膜の劣化原因を引き起こす物質のことです。

ラジカル塗料は、その劣化原因となるラジカルを発生させない機能を持った塗料なのです。

メーカーにもよりますが、それにプラスして防汚染機能をあわせもったものや、遮熱性能もプラスされたものなどもあります。

各塗料に防水以外にどんな機能が備わっているのか、しっかりと検討しましょう。

 

・フッ素

耐用年数は、15年~18年

歯磨き粉で有名なフッ素ですが、汚れ落ちのよさや耐熱性、さらに耐久性は他の塗料に比べとても優れています。

価格は高めですが、確かな耐用年数があるため、高品質・高性能なものできちんとメンテナンスしたいと考える方に最適です。

弊社では特に紫外線の影響を受けやすく外壁よりも劣化の速度が速い屋根塗装はフッ素以上をおススメしています。

 

・無機

耐用年数は、18年~20年

塗料の中では”プレミアム”な塗料といえます。

フッ素を超える耐候性、汚れにくさ、藻・かびの発生の抑制、塗膜の膨れや剥離を抑制する効果が期待できます。

求めている様々な効果が備わっているため、魅力的ではありますが、価格に先述した塗料にくらべ高価な塗料といえるでしょう。

そのため、無機塗料にするかどうかは色々な観点からじっくり検討するといいかと思います。

まとめ

家を支えているのは、柱や梁、壁などです。

そして、その壁を守っているのは塗料の塗膜なのです。

しかし大きな買い物になるため気軽には工事はできないのが外壁塗装工事です。

適切な時期(塗料の耐用年数が終わりそうなころ)を目安に、是非プロによる診断を行ってみてください。

早い段階であれば、補修などにかかる費用も少なく、トータルコストが抑えられる可能性も高くなります。

 

関西リペイント株式会社では、お客様のご要望に最大限お応えできるようなご希望に沿った塗料数プランでお見積りをさせていただいております。

南大阪や和歌山で外壁塗装をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。

雨戸一枚からでも、喜んでお伺いさせていただきます!

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