塗装工事・防水工事の豆知識

泉南市で屋根・外壁の塗装をするなら～知っておきたい塗料の性能～

みなさん、こんにちは関西リペイントです😊

今回は屋根塗装や外壁塗装をする上で知っておくべき塗料の性能についてお話させていただきます！

シリコン塗料や、ラジカル制御型塗料、フッ素など様々な塗料があることはご存じかと思いますが、塗料には様々な機能があります。

同じシリコンでも、機能別に分かれていたりもします。

ご自宅の立地条件や気候によって、劣化に影響する原因もそれぞれです。

例えば、沿岸部であれば塩害を考慮すべきですし、隣接した建物との間が狭ければ湿気が溜まりやすくカビや藻などの発生も考えられます。

お住いに適した機能を持つ塗料とはどんなものなのか。

またどんな機能があるのか。

次の項で詳しく解説させていただきます！

塗料の性能

１.耐候性

耐候性（たいこうせい）とは、物質や材料が気象条件や外部環境の影響に対してどれだけ耐えることができるかを示す性質です。

具体的には、太陽光、雨、風、雪、高温、低温などの自然の要因が引き起こす劣化や変質に対する抵抗力を指します。

例えば、塗料に耐候性があると、一般塗料に比べ時間の経過による劣化速度が緩やかになり、外部の環境による影響に強いと言えます。

高耐候性や超高耐候性など耐候性が高い材料は、長期間にわたってその性能を維持しやすくなります。

２.ラジカル制御型

今ではよく耳にするようになったラジカル制御型塗料ですが、実際その仕組みを聞いて、よくわからないなと思われる方も多いかと思います。

ではまずラジカルとは何なのかご説明いたします。

塗料は主に樹脂・顔料・添加物の３つの成分で形成されています。

そして一般の塗料にほぼ必ず入っているのが酸化チタン（白色顔料）です。この酸化チタンは紫外線を受けると樹脂の結合を破壊する物質を発生させます。

破壊する物質、それがラジカルなのです。

関西ペイントカタログより

そこで酸化チタンに紫外線が直接当たらないようにコーティングし、ラジカルを発生しずらくさせたものがラジカル制御型塗料と呼ばれています。

３.低汚染性

低汚染とは、よく見られがちな雨だれや排気ガスやほこりなどによって生じる汚れなどが付きにくい塗料のことを言いいます。

一般塗料に比べると綺麗な状態が長持ちするとことが特徴です。

低汚染性塗料は親水性にも優れているといえます。

３.1親水性　付着した汚れの下に雨水が入り込むことで汚れを浮かし除去してくれる作用です。

※セルフクリーニング効果とも呼ばれています。

４.遮熱性

太陽光の反射率を高め、屋根や外壁の温度上昇を抑制する機能をもつ塗料です。

反射率は黒系よりも白系の方が遮熱性が高くなるように、色によっても変化するため、色選びも考慮すべき点です。

また注意しなくてはいけないのが、夏などの室内の温度上昇を抑える機能であり、断熱性の機能はないことです。

５.防藻・防カビ性

湿気の多い場所であったり、日の当たらない場所に苔や藻、カビは発生しやすくなります。

なぜならば外壁の溝や屋根などに付着した胞子は湿気の多い場所で増殖するためです。

立地や日射率の問題だけでなく、発生する原因として外壁塗膜の劣化もあげられます。

劣化により防水機能が低下した屋根材や外壁材は水分が留まりやすくなるためです。

防藻・防カビ性の塗料は、それらを予防する機能を持ち、美観の問題にも効果を発揮します。

６.弾性

建物は様々な影響を受けます。

地震や台風などももちろんですが、車などの交通による振動です。

塗膜にひびが入る要因の一つと言えます。

弾性のある塗料であれば、塗膜の伸び率が柔軟であることから、割れにくく、水分の侵入を防ぐ効果も期待されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

塗料と言っても、様々な機能をもつ塗料が存在します。

ほとんどの性能を持ち合わせた優れた塗料もありますが、やはり優れた塗料であればあるほど価格も高くなってしまいます。

高ければ良いというのではなく、お住いにとって何を優先すべきかを考え、お住いに合った塗料を選ばれるとよいでしょう。

関西リペイントでは、現地調査を行う際にアンケートを取らせていただき、お悩みや希望に沿った数プランでお見積りさせていただいております。

調査からお見積りまで一切費用はかかりません。

外壁塗装、屋根塗装などをご検討中の方は、是非お気軽にご相談下さい！