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自然塗料オスモカラーとは?塗装工程やメリット・注意点まで詳しく解説します!

2024年07月18日

こんにちは!泉南市・泉佐野市、和歌山地域で外壁塗装を専門としている「関西リペイント」です。

外壁塗装や木材の保護塗料として近年注目を集めている「オスモカラー」。

自然由来の成分を使用したこの塗料は、環境に優しいだけでなく、美しい仕上がりと優れた耐久性を持っています。

今回は、オスモカラーの特徴や利点、使用方法、そして注意点について詳しく解説します。
 

オスモカラーとは

オスモカラーは、ドイツのオスモ社が開発した自然塗料で、主に植物油と植物ワックスを基に作られています。

木材の呼吸を妨げず、自然な風合いを保ちながら保護するため、木材の寿命を延ばす効果があります。

また、オスモカラーは無溶剤タイプのため、塗装中や乾燥中に有害な揮発性有機化合物(VOC)が発生しません。

この特徴により、オスモカラーは特に環境意識の高いユーザーや健康を重視する家庭で人気があります。

オスモカラーの主成分である植物油は、ひまわり油、亜麻仁油、大豆油などから抽出されます。

これらの油は、木材に深く浸透し、内部から保護する役割を果たします。

また、植物ワックスは、カルナウバワックスやキャンデリラワックスなどが使用され、木材の表面を滑らかにし、撥水性を高めます。
 
オスモカラー
 

オスモカラーのメリット

オスモカラーには多くの利点があります。

その中でも特に注目すべき点を以下に挙げます。
 

有害物質がない

オスモカラーは揮発性有機化合物(VOC)を含まず、人と環境に優しい塗料です。

特に、小さなお子様やペットがいる家庭でも安心して使用できます。

これにより、塗装作業中に換気が不十分でも安全に作業を行うことが可能です。
 

木材の質感を活かす

オスモカラーは木材に深く浸透し、表面に膜を作りません。

これにより、木材の自然な質感や風合いをそのまま活かすことができます。

さらに、木材の呼吸機能を維持するため、木材の伸縮によるひび割れや剥がれを防ぎます。

特に、オスモカラーの浸透性は他の塗料に比べて非常に高く、木材の内部にまでしっかりと浸透し、深い保護効果を発揮します。
 

湿度調整と撥水効果

オスモカラーは木材の呼吸を妨げないため、湿度の調整効果があります。

また、撥水性が高く、雨水や湿気から木材を守ります。

このため、屋外での使用にも適しており、ウッドデッキや外壁などにも安心して使用できます。

オスモカラーの撥水効果は、木材の表面に薄い保護層を形成することで実現されており、水滴が木材に浸透するのを防ぎます。
 

UV保護効果

オスモカラーには紫外線を遮断する成分が含まれており、日光による木材の劣化を防ぎます。

これにより、外壁やウッドデッキなどの日光が直接当たる部分でも、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。

特に、オスモカラーのUV保護成分は、木材の色あせを防ぐ効果もあり、長期間にわたり鮮やかな色を維持することが可能です。
 

オスモカラーのデメリット

オスモカラーには多くの利点がありますが、一方でデメリットも存在します。
 

塗装がしづらく手間がかかる

オスモカラーは塗装の際に均一に塗布するのが難しく、経験が必要です。

特に初心者には塗装が不均一になりがちです。

また、塗布する際には薄く何度も重ね塗りをする必要があり、手間がかかります。

特に、初めてオスモカラーを使用する場合は、事前に練習を行い、塗布技術を習得することが推奨されます。
 

乾燥に時間がかかる

オスモカラーは乾燥に時間がかかるため、施工後すぐに使用できない場合があります。

特に湿度が高い日や寒い日には乾燥時間がさらに延びることがあります。

通常、完全に乾燥するまでには24時間以上を要します。

乾燥時間を短縮するためには、適切な換気と温度管理が重要です。
 

独特の匂い

オスモカラーは自然由来の成分を使用しているため、独特の匂いがあります。

施工中は換気を十分に行うことが必要です。

この匂いは乾燥後に消えますが、敏感な人には不快に感じることがあります。

特に、室内での使用時には、施工後もしばらくは窓を開けて換気を行うことが推奨されます。
 

オスモカラーの塗り方

オスモカラーの塗装方法について具体的に見ていきましょう。
 

フローリングや家具の場合

表面をサンドペーパーで滑らかにします。

木材の表面が滑らかで均一であることが、仕上がりの美しさに大きく影響します。

塗料を薄く均一に塗布します。

ローラーや刷毛を使うことが一般的です。

塗布する際には、一度に多くの塗料を使用せず、薄く均一に塗り広げることが重要です。

必要に応じて2回目の塗装を行います。

各層が乾燥した後に塗り重ねることが重要です。

2回目の塗装は、1回目の塗装が完全に乾燥した後に行うことが推奨されます。
 

外壁やウッドデッキの場合

表面の汚れを落とし、乾燥させます。

高圧洗浄機を使って汚れを落とすと効果的です。

木材の表面に付着している汚れやカビ、苔をしっかりと除去することが重要です。

オスモカラーを塗布し、しっかり浸透させます。

ローラーや刷毛を使用し、薄く均一に塗布します。

塗布する際には、塗料が木材にしっかりと浸透するように心がけましょう。

乾燥させた後、必要に応じて再度塗布します。

屋外の場合、特に撥水効果を高めるために2回以上の塗布が推奨されます。

再度塗布する際には、前の塗装が完全に乾燥していることを確認してください。
 

オスモカラーの注意点

オスモカラーを使用する際には、いくつかの注意点があります。
 

塗装面を綺麗にする

塗装する前に表面の汚れや油分をしっかりと取り除くことが重要です。

これにより、塗料が均一に浸透し、美しい仕上がりになります。

特に屋外の木材は、苔やカビが付着している場合が多いため、高圧洗浄機を使用して綺麗にすることが推奨されます。
 

オスモカラーは薄めない

オスモカラーはそのまま使用することが推奨されています。

薄めると性能が低下する可能性があります。

また、他の塗料と混合しないように注意しましょう。
 

硬めの刷毛を使用する

オスモカラーは粘度が高いため、硬めの刷毛を使用すると塗布がしやすくなります。

また、ローラーを使用する場合も、しっかりとしたローラーを選ぶことが大切です。
 

乾燥時間の調節

塗装後は乾燥時間を十分に取ることが大切です。

特に湿度の高い環境では、通常よりも長い乾燥時間が必要です。

乾燥が不十分なまま次の塗布を行うと、仕上がりが悪くなる可能性があります。
 

火気厳禁

オスモカラーは自然由来の成分を使用しているため、火気には十分注意する必要があります。

塗装作業中や乾燥中は、火気の使用を避け、安全に作業を行いましょう。
 
火気厳禁
 

まとめ

オスモカラーは環境に優しく、美しい仕上がりと高い耐久性を持つ自然塗料です。

適切な方法で使用すれば、木材の美しさを最大限に引き出すことができます。

詳しくはショールームにてご相談ください。

ご来店お待ちしております。
 

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